筋肉は、体の運動をつかさどる大事な組織です。
筋肉がたるんでると、しまりのない体になってしまい、たれ顔、二重あご、オヤジ腹とぜんぜんいいことがありません。
それに、こんなヤバイことがあったります。
世の中には、太りやすい体質の人がいるかと思います。
「ストレスや不規則な生活」が、太らしているという節も、モチロン正解なのですが、実はそれだけではありません。
ストレスを溜めていても太らない人はいるし、不規則な生活をしても痩せている人は多数います。
こんなケースもまたあります。
TVで出てくる、フードバトルキングは、超痩せてないですか?あんなにめちゃくちゃ食べるのに??
そこで、現在最も有力な説は、『細胞』レベルの説で、専門医学書などでも取り上げられているのですが、簡単に言えば、太りやすい体質の方は『太りやすい細胞を沢山持っており、太りにくい人は少ない』ということです。
人間は脂肪というエネルギーの貯蔵庫を持っています。通常なら、脂肪貯蔵庫の中に脂肪を溜めすぎないように、食事分の脂肪を燃やして体を動かしています。通常は、この作業が正しくされることで、体に脂肪が付かないようにするのです。
ですが、太りやすい体質の場合は、脂肪の中のエネルギーをうまく燃やすことができません。そうすると朝・昼・晩の食事を摂る現代人の体は、貯蔵庫の中に脂肪があるにもかかわらず、また食事をして貯蔵庫に脂肪を溜めていきます。
無駄に使われないエネルギーが貯蔵されていきます。
『貯蔵庫に脂肪を溜める=体に脂肪が付く』と言うことです。貯金が増えるのは嬉しいですが、脂肪が増えるのは嬉しくないですよね。
さらにこれだけではありません。体内のエネルギーがあまった場合に、貯蔵庫である脂肪にエネルギーが備蓄されます。
しかし、この貯蔵庫である脂肪がエネルギーに換算される量よりも、筋肉からエネルギーを搾り出す方がはるかに効率がいいので、運動などをして筋肉が必要だと体や脳に信号を送らない限り、筋肉からエネルギーを優先して出してしまい、ますます太りやすい体質になってしまうのです。
ダイエットに失敗した多くの意見の中で、「意志が弱いから・・・・。」と諦めてしまう方がいますが、細胞レベルの話なので意識してどうにかなる問題ではありません!
しかし、
太りやすい体質の改善策は、しっかり運動をして筋肉を減らさず溜め込んだ脂肪をガンガン燃やすこと!
脂肪を溜めすぎないように食事の量と時間に気をつける!
この2つの方法が"あなた"が意識して出来ることですので、最低限これだけは実践するよう気をつけましょう。 |
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