コレストロールの重要性
コレステロールって聞くと、いかにもなんだか体に悪い!
と思うでしょうし、よくコレステロールには善玉と悪玉があると、いわれていますが、あれウソですから、というより間違って広がった認識なのです。
通常コレストロールは人間が生きていく上でなくてはならない物なんです。
コレストロールは正義の味方だったです。良い感じの裏切りってな感じです。
■コレステロールの必要性
1 男性ホルモン、女性ホルモン等の元になります。
2 細胞をつつむ膜を作っている物質です。ないと溶けてしまいます。
3 栄養分の分解吸収を促進したりします。
と、正義の味方のように、見事な活躍をします。
■問題は、コレステロール値が多い場合、と逆に少ない場合
コレストロール値でよく健康診断の指標にされますが、いちばんやばいのがコレストロールが少ない場合です。
コレストロール値が少ない人と、多すぎる人を比べると、少ない人の方が死亡率が高いのです。
一見、多すぎる人の方が動脈硬化などで、心臓まひで死亡していると思うでしょうが、実際は、そうではなく少ない人の場合が多いのです。その理由は癌(がん)なのです。その差実に4倍以上という差がでています。
なので、リスクだけからみたら、少なすぎる時の方がはるかに良くないことが分かります。
しかし、コレストロール値が多すぎる人は、加齢を促進、肥満の原因になったりと全然いいことがない場合が多いです。
ただし、活性酸素によって酸化されたコレステロールが実にヤバイのです。
しかも、コレストロール値が多い人はデブというイメージが高いと思うでしょうが、それにはきちんとした理由があります。
コレストロールは、動物性のたんぱく質にしか、含まれておりません。しかも、肉食動物系や雑食系の動物に多くのコレストロールが含まれています。その系統の食べ物は、コレストロールも確かに多いのですが、もっとも多いのは油脂分ですし、必然的に高カロリーな食材になります。
なので、コレストロールを多く含む食材を食べると、デブになりやすいんですよね。これは本当の話。
通常人間には、コレストロールを分解する酵素を持っていますので、食べ物に多くのコレストロールを食べても、体内には吸収されないのです。通常コレストロールは体内で8割合成され、食べ物からの吸収は2割にも満たないのです。しかも個人差が激しく、食べた=コレストロール値が上がるというわけではないようです。
最新の研究結果では、コレストロール値が高い人は、既に肝機能が低下し、分解酵素が少なくなっているのではと考えられています。
なので、コレストロールの多い少ない食材を気にするのではなく、脂質が多い少ない、しかもその脂質の質に着目するようにしましょう。
ちなみに、コレストロールが多いのに、逆に超健康になってしまう食材があります。それは、
本マグロの赤身です。
マグロを食べてアンチエイジングに適した体を作るようにしましょう。
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