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花粉症は何故起こる 免疫系の暴走

 そもそも花粉は天然のものですし、花粉なんてどこでも飛んでいるものです。
花粉がそもそもウィルスみたいなものならば、そもそも人間には抗体性が出来ていないといけないわけで、体の調子が非常に弱っているときだけに発症するはずです。

ところが、花粉症はアレルギーの一種なんです。ウィルスとは関係ないのです。

アレルギーの発症には人間の免疫系が大きく関わっています。
免疫系とは、循環器系、呼吸器系、消化器系、神経系などと並んで、人間が生きて行く上で欠かすことのできないシステムのひとつで、身体の中に入ってきたインフルエンザウィルスなどが体内に入ると、免疫系はその持てる力を総動員して、そのウィルスを撃退します。

こうしたウィルスや細菌は日々体外から侵入してきますので、免疫系は常にそれらの細菌と戦っているといる状態なのです。さらに免疫系は、外からの侵入だけではなく体内から発生するガン細胞の増殖を防いでいるのも免疫系なのです。

こうした外敵や、内側からの不都合を鎮圧するのが免疫系の仕事なのですが。

身体にとって異物ではあっても、無害なものはただ白血球に食べられるだけで、特に特別な反応は起きないのが普通で、花粉も本来なら、体内に入っても特別な反応は起きないはずなのです。

しかし、実際には花粉症として発生してしまうのは何故?となります。


あんまり難しい話をしてもしかたがないので、非常に簡単に説明していきます。

免疫系では、さまざまな細胞が、それぞれの役割を果たしながら、体内の異物を排除してます。
中でも最も重要な役割を持っているのが、T細胞と呼ばれるリンパ球があります。
しかし、不思議なことにこのT細胞にはウイルスを探す機能は備わっていない。

そして、ウイルスに進入されしまい、ウイルスが体内で増殖し、周辺の細胞を攻撃しはじめると、マクロファージという白血球に食べられることになります。

ここで、T細胞がウィルスを食べたマクロファージに関心を示し、ウィルスを取り込んだマクロファージにのみ反応するのです。

T細胞というのは実は総称で、
 キラーT細胞:異物に直接攻撃を加えていく、
 ヘルパーT細胞:いわゆる抗体を作るための指示を出す。
 サプレッサーT細胞:不思議なことに抗体を作ることを抑制する。

というものが在ります。
 この3つは、3すくみの関係をもっており、絶妙なバランスで免疫力を保っています。

しかし、このバランスが崩れるとき、花粉症などのアレルギーが発生してしまうのですが、それは何故?かといえば、次のとおりです。

免疫力が花粉を適視してしまう
実は、花粉そのものが体内に入るわけではなのです。
花粉は吸い込んだ空気と一緒に鼻の中やのどの中に入り粘膜に付着するします。すると、水分を吸ってふくらんだ花粉は膨らみ、内部に含まれている微量のタンパク質が溶け出してきます。これをウィルスに侵食されたと勘違いした、マクロファージが、その細胞を食べてしまうというものです。

しかし、本来ならば、マクロファージが勘違いしただけなので、すぐさま抗体を作ろうとヘルパーT細胞が活動をはじめたのを、サプレッサーT細胞が、間違いだからと止めに入るのですが、そのサプレッサーT細胞が働かなく場合があります。

つまり、サプレッサーT細胞がうまく抑制できない場合に、身体の中に抗体ができてしまうということ。
ということは、花粉→花粉の出すたんぱく質→体に有害な物質 と体に、間違った免疫力がついてしまったことになります。

もっと簡単にいえば、花粉は敵だとなるわけです。

では何故、花粉が粘膜につくと鼻水がついたり、痒くなるのか。
先ほどにも述べたとおり、花粉のだすたんぱく質を一度でも適視してしまうと、それを排除しようと体の各機能は働いてしまいます。

そこで、

鼻に入った場合は、鼻水で体外に出そうとします。
口内に入った場合は、くしゃみで体外に吐き出させるようにします。
そして、目に入ったら、涙で。。という具合にです。

しかも痒くなるのは、ヒスタミンという物質が体内で作成されてしまい特に涙腺(涙)としての成分の1つとなっているのが理由なのです。

本来は、無害にあるはずの、花粉が、インフルエンザウィルスと同様に有害なものだと体にインプットされてしまった、つまりアレルギー体質になってしまったことによるのです。

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